人生の終盤に無駄な人生経験をするスメルハラスメント

2023年03月26日

ペットを飼う資格

 以前、困窮者とペットの話を書いたことがありますが、改めて思うことがあったので再びペットの話題です。

 手持ち金が数百円という困窮者が、ペットの猫缶を買い置きしているなどと聞いたら、カリカリじゃダメなんですか!? と言いたくなりますし、なんならそれ、食べられませんか? と口にこそ出しませんが思ってしまいます。しかし私は基本的に動物が好きなので、もし自分だったらと考えると冷たく突き放すこともできません。

 これも貧乏人の子だくさんに通じる計画性のなさによるものですが、人間の子どもと違ってペットは家族の頭数に入っていないので、制度に守られることはありません。子ども食堂はあってもペット食堂はありませんし、ペット手当もなければ、扶養家族にもなれません。

 過去に、ちょっと珍しい生き物を買っていた困窮者が何人かいましたが、彼らはその珍しい動物の環境を整えるのに、自分の食費よりも高い費用を払っていました。生活していくには収入を増やすか、それができなければ手放してくださいと言うしかないので、そんな人は相談にきても一緒ですよ。

 猫を飼っていた、ある困窮者には、外に出しといたらどっかで食べて来るんじゃないかと提案したこともありますが、猫缶しか食べないと言われました。
 また、ボケの入った老犬を飼っている困窮者は、犬が体温のコントロールができないからと夏場は冷房を、冬場は暖房をつけっぱなしにしているという過保護っぷりでした。

 一度飼ったからにはやはり最後まで面倒を見て欲しいので、ペットを飼うのも許可制にしてはどうかと思います。環境や経済面、人間性などを判断して飼育許可を与えるのです。資格のない人には猫はダメでも鳥、魚なら合格とか。その資格もない人には昆虫とか。

 そんな話、考えている偉い人はいないんですかねえ。


konoyowoba at 18:14│Comments(0)その他 

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