2023年01月28日
”老後の資金がありません!” のハロワでのリアルなセリフ
2021年公開の映画 ”老後の資金がありません!” がアマゾンプライムで無料配信されていたので観てみました。
天海祐希主演で、夫役を松重豊が演じました。家計を切り詰めて頑張っていたところに、義父の葬儀費用が想定外の金額に。タイミング悪くパート先をリストラ、続いて夫の会社が倒産します。
その時に夫がハローワークに行くシーンがあるのですが、とてもリアルで面白かったので、今日はそれをご紹介したいと思います。
後藤(夫)はハローワークのカウンターに、肘をついてニヤニヤしています。
後藤「僕もこの年なんで、肉体労働はちょっとー。そんなに給料はよくなくても、内勤の仕事がいいなあと。もちろん正社員で」
ハロワの女性職員は、にこやかにうなずきながら聞いていますが、
職員「後藤さん、見えていないですね。現実が見えていないようですので、あえてガツンと言わせていただきます」
後藤「はい」
職員「あなたが経営者の立場だったら、ひとつの会社しか知らない56歳と、それなりにスキルと持った将来性のある30代のどちらを選ぶか」
ここでも後藤はまだニヤニヤとしながら、しかし少しばつの悪そうな顔をしています。
後藤「でも世の中、景気がいいところはいいらしいじゃないですか」
職員「いい会社には、いい人材が殺到します」
ここで少し間があって、
後藤「オッサンでも雇っていいってとこ、ないですかね?」
職員「ないです」と、即答。
職員「後藤さん、あなた、本気で仕事を探す気があるんですか?ここは働く気がある人達のためにあるんですよ」
後藤「はあ」
職員「とは言え後藤さん、56歳だってまだまだ若いです。お体使って、仕事していきませんか?」
と、次のシーンでは後藤がヘルメットを被り、「はいオーライ、はいオーライ!」とトラックを誘導しています。
リアルだなあと思いました。
私もここまでガツンと言うことはありませんが、中年以上の場合は、希望する仕事よりも、まずはすぐに働けるところを探すことを助言します。
一度就職すると、次の就職活動ができないという人もいますが、そこが現実が見えていないと言われる点だと気づいてください。
ちなみに夫がその後どうなったかと言うと、若い頃に退職して起業した同僚に拾われて、めでたく再就職、ハッピーエンドとなりました。
ま、映画ですから。
天海祐希主演で、夫役を松重豊が演じました。家計を切り詰めて頑張っていたところに、義父の葬儀費用が想定外の金額に。タイミング悪くパート先をリストラ、続いて夫の会社が倒産します。
その時に夫がハローワークに行くシーンがあるのですが、とてもリアルで面白かったので、今日はそれをご紹介したいと思います。
後藤(夫)はハローワークのカウンターに、肘をついてニヤニヤしています。
後藤「僕もこの年なんで、肉体労働はちょっとー。そんなに給料はよくなくても、内勤の仕事がいいなあと。もちろん正社員で」
ハロワの女性職員は、にこやかにうなずきながら聞いていますが、
職員「後藤さん、見えていないですね。現実が見えていないようですので、あえてガツンと言わせていただきます」
後藤「はい」
職員「あなたが経営者の立場だったら、ひとつの会社しか知らない56歳と、それなりにスキルと持った将来性のある30代のどちらを選ぶか」
ここでも後藤はまだニヤニヤとしながら、しかし少しばつの悪そうな顔をしています。
後藤「でも世の中、景気がいいところはいいらしいじゃないですか」
職員「いい会社には、いい人材が殺到します」
ここで少し間があって、
後藤「オッサンでも雇っていいってとこ、ないですかね?」
職員「ないです」と、即答。
職員「後藤さん、あなた、本気で仕事を探す気があるんですか?ここは働く気がある人達のためにあるんですよ」
後藤「はあ」
職員「とは言え後藤さん、56歳だってまだまだ若いです。お体使って、仕事していきませんか?」
と、次のシーンでは後藤がヘルメットを被り、「はいオーライ、はいオーライ!」とトラックを誘導しています。
リアルだなあと思いました。
私もここまでガツンと言うことはありませんが、中年以上の場合は、希望する仕事よりも、まずはすぐに働けるところを探すことを助言します。
一度就職すると、次の就職活動ができないという人もいますが、そこが現実が見えていないと言われる点だと気づいてください。
ちなみに夫がその後どうなったかと言うと、若い頃に退職して起業した同僚に拾われて、めでたく再就職、ハッピーエンドとなりました。
ま、映画ですから。
konoyowoba at 21:26│Comments(0)│就労支援