生活困窮者支援　相談業務のヒントとイチ相談員のモヤモヤ

　最近物騒な強盗事件が相次いでいますね。
　資産家の家に複数人で侵入し、90歳の女性を骨が飛び出すほどに暴行するなど人間の仕業とは思えませんね。そんなか弱い高齢者を殺す必要があったのでしょうか？　
　例えばよほど気の強い女性で、「貧乏人めが、教育が足りんわ！」くらい言ったとかならわからないでもないですが、99.9％ないと思います。でも、そのくらいのことは言ってやりたいですね。本当に他人ながら、その時のお婆さんの恐怖を思うと胸が痛みます。デスノートさえあれば・・・。

　ところで、過去に私が支援したことのある40代男性が、その後窃盗で捕まるというニュースを見て、持っていたコーヒーをこぼしたことがあります。
　極度の自己中と気の短さで、どこに行っても仕事が長続きせず、いつも他人のせいにばかりするひん曲がり方。実家暮らしで障害年金をもらっているくせに、支払いができない、国が悪い、社会が悪い、お前の態度が悪いと吠えまくる。そして結局は犯罪者になり下がるという始末。だけどそこまでやるとは思ってもいませんでした。
　人を傷つけなかっただけでもマシかもしれませんが、盗まれた方はたまったものじゃありませんよ。短期間でしたが、関わりがあっただけに、その時はただただ無力感でした。

　かなり古い映画ですが、予知能力者を使って、凶悪犯罪を犯す犯人を事前に逮捕するという、トム・クルーズの”マイノリティ・リポート”を思い出しました。人権問題が絡むので批判が殺到するでしょうが、現行犯で捕まえられるのならOKじゃないですか？
　誰か本気で考えてくれませんかねえ。